「君と私」
思い出したの
忘れてたはず 優しい君の声
もう逢えないけれど
私の心の中 今も生きている
出逢った頃のあどけない瞳
本当は沢山笑えるくせに
その瞳はいつも灰色だったネ
時はとても早く過ぎて
二人に素敵な未来はなかった
出逢った事すら煩わしいと思って
全てを消したの
終わった世界に降る光
もうすれ違う事もない二人
それでも温かい優しさをくれた
私を守ってくれたあなたに ありがとう
終わった世界に聴こえて来る
いつかの君の柔らかい声
眠れぬ夜は振り払えなくて
少し涙が出そうになるんだ
あなたの優しさを 今も そっと探している
*櫻*